世田谷区には招き猫の発祥の地ではいかと言われているお寺があります。
「豪徳寺」というお寺には、実に大小様々な招き猫が奉納されています。
実は滋賀県彦根のあの人気キャラクター「ひこにゃん」のモデルにもなったお寺なのです。
モデルになったのは、豪徳寺で猫に救われたという井伊直孝公です。
招き猫のルーツのひとつとしても語られる、そのエピソードをご紹介したいと思います。
☆井伊直孝公とネコ
豪徳寺は世田谷城主・吉良政忠が1480年(文明12年)に建立したと伝わえられている曹洞宗のお寺です。
彦根二代目藩主・井伊直孝は鷹狩りに出かけた際の帰り、夕立に見舞われました。
雨宿り場所を探していると、 豪徳寺の前で寺の和尚さんが飼っていたネコ(タマという名前だったといわれています)が、手招きするような仕草をしていたので、豪徳寺の門をくぐったそうです。
お寺に入り雨宿りをしていると、今通ってきた道に雷が落ちたのだそうです。
すんでのところで命拾いをした井伊直孝は、ネコのタマに感謝をし、これがきっかけとなって豪徳寺は井伊家の菩提寺となったそうです。
タマの死後、墓を建てて弔い、境内に招猫堂が建てられました。
そして猫が片手を挙げている招福猫児(まねぎねこ)が作られるようになったそうです。
幕末の桜田門外の変で暗殺された彦根藩十五代目藩主・井伊直弼の墓が豪徳寺にあるのも、そういた縁でつながっているからなのです。
招き猫はお寺で販売していています。
願いを叶えたくさんの招き猫が奉納所に並んでいる姿を見ることができます。
幸運を呼ぶ招き猫。
豪徳寺に訪れたなら、招き猫を買って、大事にしていると幸せが訪れるかもしれませんね☆
◆拝観時間:9時~16時30分
◆電話番号:03-3426-1437
◆住所:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
◆アクセス:東京急行電鉄・宮の坂駅から徒歩5分
